会社名(仮)
学校法人近畿大学(THE GARAGE)
住所
〒577-8502
大阪府東大阪市小若江 3-4-1
業態・業種
総合大学
規模
学生 30,000人+(15学部49学科+短大)
公式ウェブサイト
https://www.kindai.ac.jp/
昭和24(1949)年、新学制により設立された近畿大学は、時を経て、日本屈指の総合大学へ。2025年で創立100周年を迎える近畿大学は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人を育成することにある」を教育の目的として掲げ、総合大学としてさらに発展を続けています。
Project
CASE STUDY
Summary
取り組み概要
モノづくりを実現する実学の実践拠点
THE GARAGEは、大学と企業の垣根を超えたモノづくりの真剣勝負の場。地元企業や教員、学生など、多様な個性をぶつけ合い、専門領域を超えた試行錯誤を繰り返しながら、共に社会問題に立ち向かっています。真剣に、真っすぐに。 “THE GARAGE “はモノづくり企業と向かい合う実学拠点として、今日も、共に、新たな価値創造に挑戦します。
Action
具体的な行動
クラウドファンディング学生相談窓口サポート
- 学生に対するプロジェクト相談
-リワード設計
-スケジュール管理
-コンセプト設計
-タスク管理
-ローンチ前準備(アタックリスト作成など)
-マーケティング(SNS/コミュニティ/Eメールリスト作成) - 外部講師とのセミナーの実施
- 地元企業との交流・アテンドサポート
Result
結果・効果(2022.3時点)
シーズの発掘・潜在的なアイデアの発見
結果としては多くの相談を通じてアイデアの発掘ができ、シーズ発掘への糸口へと繋がっています。
学生相談の数
外部企業との相談
総合大学の強み
— 学部の垣根を超えたバラエティに富む相談
近畿大学は全部で「9学部+短期大学部」で約30,000人の学生が集う西日本最大級の総合大学です。相談サポートをスタートして以降、農学部、文芸学部、経済学部、経営学部、理工学部…など、学部の垣根を越えた学生が相談に来てくれています。
具体的なアイデアを既に持っている学生や、先ずは仕組みから学びたい、これから新しいモノづくりに挑戦したい学生など、理解度は学生によりまちまちですが、一定層が徐々に明確になったことである程度のシーズを掴むことへ繋がりました。
地場の企業との交流
ー新しい取り組みを応援したい
学生との相談サポートと並行して、地域(大阪府東大阪市、八尾市に本社を置く)で活躍するモノづくり・サービス企業様とも接点を作っています。
学生と地域企業で工場見学など関わり地域の雇用に繋がる取り組みなど行っていきたい、工場にずっといると頭が固まるので学生とアイデアを出し合いたい、新しい販売方法のアイデアワークショップ、学生との協働でのデザインなど一緒に取り組みたい、など様々な内なる声を拾うことができました。
Z世代と考えるモノづくり
ー社会に与えるインパクトを考慮する
アメリカ発のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」では「Public Benefit Corporation(パブリックベネフィットコーポレーション)」といった会社形態を取っており、法的に社会貢献を優先する企業として認められています。株主優先型経営から、環境やコミュニティ、携わる関係者のバランスを考慮しながら意思決定することが可能となります。
例えばプロジェクトオーナーに向けての説明では「#1. 長持ちするデザイン」「#2. 再利用可能性とリサイクル可能性」「#3. 持続可能な材料」「#4. 環境に優しい工場」「#5. 持続可能なフルフィルメントと配送」といった「Kickstarter Environmental Resources Center」ガイドラインを設けています。これら全てを満たしたプロジェクトがサイト内で注目を集める設計にもなっています。
ビジネスにおける成功を再定義する
ーCertified Benefit Corporation(Bコーポレーション)
海外でよく見かける流れとしてプロジェクトで資金とファンを集めたあと、「Certified Benefit corporation(Bコーポレーション)」認証を取得する企業が増えています。現在世界で4,000社以上の会社、日本を含む71ヵ国、150つの業界で認証制度が進んでいます。Bコーポレーションが事業を行う目的は”Redefine success in business.”(ビジネスにおける成功を再定義すること)であり、購入、サービスを受ける際には環境に配慮している企業なのかが一目でわかる仕組みとなっています。
2022年現在、日本では13社が認証を受けています。今後日本国内においても活動が広まっていくであろう流れを、セミナー等々で発信しています。
This project is collaborated by