団体名(仮)※現在改名中
若手有機農家を応援する
住所
〒669-4271
兵庫県丹波市
業態・業種
若手有機農家のPR及び新規就農へ繋がる企画の運営
規模
1~10名
公式ウェブサイト
※現在リニューアル中
「地元の若手農家を応援したい」
地産地消、安心、安全、新鮮な採れたて野菜を地元の方においしく食べていただきたい。そんな想いと、地域活性化、若手の就農促進を後押しするためスタートしたプロジェクト。
Project
CASE STUDY
Summary
取り組み概要
次世代を担う若手有機農家を応援する
ヨーロッパマルシェのような雰囲気と八百屋をミックスしたハイブリッドな八百屋マルシェを開催し、若手農家を応援する。農家の現状を伝えること、そして現代の若者へメッセージ性のあるキャッチーで本質を突く言葉を投げかけ、日本の未来を担う若者の就農促進につながればと考えています。

Action
具体的な行動
オフラインでの活動が見えるようオンライン上で可視化
- 定期開催マルシェのイベントカレンダー作成
- ウェブサイトにて若手有機農家のPR
- 国内外における有機野菜マーケットリサーチ
- 異業種参入した会社の新規就農サポート
- スライド/提案資料の作成
- こだわりの無農薬お野菜・加工品セットのオンライン販売
- クラウドファンディングによる活動PR(事情により開始時期調整中)
Result
結果・効果(2022.5時点)
業界メディアを含む露出により、新規取引商談の増加
野菜単体での販売以外にも異業種とのコラボレーション企画によりメディア等でも掲載されました。例えば販売では老舗の国産ジーンズメーカー「BIG JOHN(ビッグジョン)」と野菜染めアパレル製品を取り揃えたラインナップを増やしたり、ファッションの”カッコいい要素”を加えた付加価値を創ることへ取り組みました。私たちはその事実を更に広めるため、公式ウェブサイト立ち上げや、クラウドファンディング等で拡散のサポートを行いました。

新規取引の商談数
若手有機農家

0.5%
— 174万件ほどの農家戸数のうち0.5%
日本には現在174万件ほどの農家戸数がありますが、そのうち0.5%が「有機JASマーク」認証制度を取得しています。しかし認証取得には年間10万円かかる他、取得しても売上が急激に伸びる訳でもないと、有機農家でさえも申請は後ろ向きなのが現実です。0.5%が多いか少ないかは海外の事例を見れば一目瞭然です。食の先進国ヨーロッパ諸国では有機農家が年々増え続け、産業全体の活性化につながっています。
ではなぜ、日本では普及しないのか?
気候の問題や消費者意識が原因で有機栽培や自然栽培が普及しないと言われていますが、農薬等を管理・販売する政治的な側面も忘れてはなりません。単純に農薬を減らせば「肥料収入」が下がる可能性がある=従来の農薬を使用した農業スタイル(慣行農業)の推奨となる訳です。
このような現状をより多くの消費者へ広めるため、発信力を強化する充実伴走サポートに取り組んでいます。

コンテンツ価値の向上
ー既存のオフライン販売中心を残しつつ、オンラインでもPRしていく
ヨーロッパマルシェのような雰囲気と八百屋をミックスしたハイブリッドな八百屋マルシェを、神戸三宮・京都北大路にて定期的に開催。若手農家を応援するため農家の現状を伝えること、そして現代の若者へメッセージ性のあるキャッチーで本質を突く言葉を投げかけ、日本の未来を担う若者の就農促進に少しでも繋がればというのが狙いです。
マルシェで販売を続けるうちにリピーターのお客様も付いてきたことを機に、先ずはオンラインでのマルシェイベント告知などの簡単な取っ掛かりから、プロカメラマンによる商用写真撮影など徐々にコンテンツの価値向上に取り組んでいます。

作り手の買い手がフェアな関係性を
ー拘って作ったお野菜を正しく評価する
「農業は儲からないし、身体的にも厳しいから子供に継いでほしくない」と言う声を良く聞きます。日本全体の高齢化もあって、農業関係者の平均年齢は年々上がっています。老化や病気で身体がうまく動かなくなり農地の切り盛りができなくなった結果、農業の経営を諦める人も多くいます。
このような状況下で頑張って新しく農業を始めるのは、実は移住者の若手の人たちです。無農薬、化学肥料、除草剤などは使用せず、色々と独学で勉強しながら、拘った野菜を育てることに一生懸命に取り組んでいます。
作り手側と買い手側がフェアに、そして持ちつ持たれつの関係性が築ける仕組み形成のサポートを「デザイン」を通じて貢献できるよう努めています。

一次産業を一緒に、楽しく盛り上げる
ー若手有機農家を応援するコミュニティ
若手農家の大半は有機農法で作物を育てることはもちろんのこと、農薬・化学肥料・除草剤など不使用の無農薬で作物を育てることに日々力を注いでいます。これまで人間中心の工業型農業が行き過ぎ地球環境が悲鳴を上げていること、そしてそれを食い止め次世代の子供達の将来の為に安心安全な食を作っていきたいと考えて作物を育てています。
まだ水面下でのプロジェクトではありますが、一般的なオンラインストアでの販売ではない「若手有機農家を応援できるコミュニティサイト」なるものを皆んなで構想しています。一次産業を一緒に、そして楽しく盛り上げる。そんな未来を描いて共に伴走しています。

This project is collaborated by
